tab(タブ)キーをご存じでしょうか。
キーボードの一番左、全角/半角キーの下にある『Tab』です。
こちらは文字入力の際にスペースを挿入するものになっていますが、『Space』キーとは挙動が異なっています。
テキストを扱うプログラム(テキストエディタやワープロソフト)には「カラム(列)」という考え方があり、4文字分のスペースや8文字分のスペース(プログラムによって若干違います。)を1カラムとして、入力エリアを区切っています。
カラムの考え方を使って説明すると「Tab」とは、「次のカラムに移る」操作をするためのキーになります。
例えば、1カラムが4文字設定のプログラムで、何も入力がない場合にTabを押すと、4文字分の空白が挿入され、次のカラム目に移ります。
もし、2文字入力した時点でTabを押すと、2文字分の空白が挿入されて次のカラムに移ります。
行頭をそろえたりするのに便利な機能になります。
また、Excelなど、表計算のプログラムでTabを使うと、右隣のセルに移動する、という動作になります。また別稿で詳しくご説明しますが、テキストエディタなどからデータをコピー&ペーストした場合、Tabの入力されている部分はセルの区切りとして扱われます。
具体的に見てくと、例えばメモ帳で下のような入力をした場合、これをExcelにペーストすると


上のようになります。
プログラム間のコピー&ペーストについては、こちらも改めてご説明しますが、TabはExcelではセルの区切りになるということは覚えておくと、応用を学ぶときに役に立ちます。
文章作成の際にはぜひTabを使ってみてくださいね。
(イラスト提供:[Copilot])
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