WordやExcel、はたまたメモ帳などでも、データが多くなってくるとカーソルの移動が大変になってきます。そこで、今回は知っていると便利なキーをご紹介します。
HomeキーとEndキー
Homeキーを押すと、同じ行の先頭までカーソルを一気に移動することができます。
Wordなどは初期設定で文章が1ページに収まるようになっているため、あまりメリットを感じることができませんが、メモ帳やExcelで画面外のずっと右側までデータが続いているような場合には、マウス操作でカーソルを移動すると、行がずれてしまったりすることがあります。
こういった時にHomeキーを押せば、行がずれることなく、先頭までカーソルを移動できます。
Endキーを押すと、同じ行の末尾までカーソルを一気に移動することができます。
これもHomeキーと同様、行をずらすことなく末尾まで移動できるので、状況によっては便利です。
さて、HomeキーとEndキーはどのあたりにあるかというと、フルサイズのキーボードであればカーソルキーの上あたり、そうでない場合テンキーと兼用になっている場合もあります。テンキーと兼用になっている場合は「NumLock(ニュムロック)」キーを押して、NumLockを解除すると利用できるようになります。
また、小型のノートパソコンでテンキーもないような場合はカーソルキーと兼用になっている場合が多いです。この場合、「Fn(ファンクション)」キーを押しながらカーソルキーを押すと利用できます。
覚えておくとパソコンでの作業が少し早くなりますので、ぜひ試してみてください。
PageUPとPageDown
PageUpキーを押すと、カーソル(または表示画面)を1ページ分上に移動することができます。
PageDownキーを押すと、カーソル(または表示画面)を1ページ分下に移動することができます。
これらのキーは、WordやExcel、メモ帳だけでなくGoogleChromeなどのブラウザでも利用することができ、縦に長い文書で上下に移動したい場合に使えるキーになります。
また、押しっぱなしにすることで連続でページ送りをすることができるため、一番上のページや、逆に一番下のページを表示するときにも使えます。
ただ、こちらの操作でいうと、画面右端に表示されているスクロールバーをマウスで操作した方がより細かな調整がきくので、キーボードから手を放さずに操作したいときに便利なキーになります。
どうでしたか?使ったことがない方は、ぜひ一度試してみてください。
(イラスト提供:Copilot)
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