先日、Windowsのサポート終了についての記事を書きましたが、Windows Updateについては概要を説明しただけで、方法などには特に触れていませんでしたので、本記事で補足します。
おさらいになりますが、すべてのパソコンなどの電子機器(詳しく言えばOS)はバグや脆弱性(セキュリティ上の欠陥)が次々見つかってきますので、随時それを修正していっています。(Windowsの場合はWindows Updateと呼びます。)メーカーがサポートを行っている期間については、この修正を受け取ることで不具合に対処することができます。
ただ、コールセンターでお問い合わせを受けていた経験上、Windows Updateの表示が何を意味しているか分からずに放置されているパソコンも少なくありませんでした。こうなると、せっかくサポート期間内のWindowsを使っている意味がなくなります。
現在のほとんどのWindowsパソコンは、初期設定で自動的に更新を受け取るようにはなっていますが、更新作業を行うには一部操作が必要な場合があります。
更新が配布された場合は、画面右下に更新のお知らせが入ります。

(更新の表示がされている画像が準備できなかったため、後日差し替えます。)
通常、こちらをクリックして画面の案内通りに進めば更新できますが、手動で更新されているかどうかを確認する方法を記載しておきます。
[スタート] > [設定] > [Windows Update ] を選択すると下記のような画面が表示されます。

右上に「Windows Update」という項目があるので、こちらをクリックします。
すると、次のような画面に切り替わります。

右上の「更新プログラムのチェック」をクリックすると、今利用できるものがあるかを確認してくれます。
もし、「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」の項目が「オフ」になっている場合は今後のために「オン」に変えておきましょう。
更新内容によっては、パソコンの再起動を求められることがあります。再起動まで完了しないと、更新作業はパソコンに反映されませんので、再起動を求める画面がでたら極力すぐに再起動しましょう。
Windowsの更新についての補足は以上です。もし更新の画面を見たことがない、という方は一度手動で更新を確認してみてくださいね。
(イラスト提供:[Copilot])
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