パソコンの電源の切り方

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みなさん、パソコンを使い終わったときはどうしてますか?

・電源を切る(シャットダウン)

・スリープ状態にする

通常はどちらかになると思うのですが、(点けっぱなしって方はいませんよね??)そもそもシャットダウンとスリープの違いについてはご存じでしょうか。

シャットダウンは、Windowsを終了してパソコン本体の電源も切ります。

対してスリープは、現在の作業状態を保存したまま低電力消費で稼働を続けます。

両者の差は、電力消費をするかしないか、ということになります。

完全なシャットダウン

パソコンが苦手な方はわかりにくいと思うんですが、パソコンという機械は連続使用時間が長くなるほど動作が怪しくなっていきます。理由はいろいろあるのですが、部品の過熱や宇宙線による計算ミスやプログラムの不具合、メモリの不足などによって想定外の動作を引き起こす可能性があります。

そしてWindows8以降、Windowsではシャットダウン時にメモリの情報をストレージ(HDDやSSD)に読み込み、次回起動時にはそちらを読み込むようになっています。(高速スタートアップといいます。)

通常の「シャットダウン」や「スリープ」では動作が不安定になったパソコンはそのままの状態を続けることになります。

ですが、シャットダウンには「完全なシャットダウン」というものがあり、これはメモリ情報をすべて破棄した状態で、次回起動時にはWindowsを0から読み込むというものです。
「Shift」を押しながら「シャットダウン」をクリックすることで実行できます。

これは再起動した場合も同じで、Windowsを読み込み直し、電子部品をリセットすることで、不具合をある程度回避できます。
動作が怪しいな、という状況があれば「再起動」か「完全なシャットダウン」を行うと回復する可能性があります。
スリープにメリットがないかというと、作業途中の状態をそのままにしておけたり、起動に時間がかからないため速やかに作業を再開できるなどのメリットはあります。

まとめると、

・今日はもう使わない、などというときはシャットダウン。

・数時間以内に再び使う予定があるときはスリープ。

・動作がおかしいときは再起動か完全なシャットダウン

がおすすめです。

なお、ノートパソコンの場合に蓋を閉めたら「シャットダウン」と認識されている方も多いようなのですが、これはスリープ状態になります。

今日はもう使わない、というときはスタートメニューから「シャットダウン」を選択しましょう。

※2025/01/24 完全なシャットダウンについて追加して内容を修正しました。

(イラスト提供:[Copilot])

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